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2009年11月5日、バンコクに赴任しました。2011年9月1日、東京に戻りました。2013年10月1日、福岡に移住しました。

これは今日書いてます。

議定書延長反対「姿勢変えない」=日本政府代表団が会見-COP16』 (NHK)
日本政府は、メディアから批判されようとも、京都議定書の延長に反対のようです。これ、どう思いますか?京都議定書というのは、世界中で排出される温室効果ガスの量を減らすために世界中の国が頑張っている約束事で、この延長に対して強固に反対している日本は、温暖化対策に後ろ向きなんでしょうか?実際、日本の京都議定書延長反対発言は、NGO等に後ろ向きな発言として批判されています。

でもね、上のニュースの、『環境省の南川秀樹地球環境審議官らは会見で「議定書の締約国だけでは、世界の温室効果ガス排出量の27%しかカバーできない」ことを強調』ってとこに注目してください。議定書の締約国というのは、この場合「温室効果ガスの削減義務を負っている国」と言っても良いでしょう。何かおかしいと思いませんか?”世界の温室効果ガス排出量の27%しかカバーできない”ってどういう事だ???

ちょっとだけお勉強してみましょう。

現在、京都議定書によって温室効果ガス削減義務を負っている国はいくつあるんでしょうか?それはこちら、気候変動枠組条約の公式ウェブサイトで見ることができます。英語だけど、まぁ国の名前だけだからね。

削減義務を負っているのは、ここにリストされている38カ国だけなんですよ。世界の国の数は193カ国。実は、京都議定書で温室効果ガス削減義務を課せられているのは、世界の国の1/5以下なんです。でも、世界にはたくさんのCo2を排出している国と、そうでない国があるから、たくさん排出している国が38カ国集まって、がんばれば有効ですよね。

でもね、世界の国別排出量を見てみると・・・
chart03_01.jpg
『EDMC/エネルギー・経済統計要覧2010年版』から引用
全国地球温暖化防止活動推進センターウェブサイトより

上のグラフに名前が出てくる国で、削減義務を負っているのはどこだと思います?中国、インド、韓国、メキシコ、インドネシアは、京都議定書を批准していますが、もともと削減義務がありません。アメリカはご存知の通り、京都議定書を離脱しました。よって、上グラフの国で削減義務を負うのは、ロシア、日本、カナダ、オーストラリア、EU諸国(ドイツ、イギリス、イタリア、フランス)となります。

この時点でもうおかしいと思うでしょ?排出量第1位の中国と第2位のアメリカには削減義務がないんですよ。2カ国合わせて世界の排出量の40.8%にもなるのに、です。一方で削減義務を負うロシア、日本、カナダ、オーストラリア、EU諸国(ドイツ、イギリス、イタリア、フランス)を合計しても僅か19.8%にしかなりません(「その他30%」の中にも削減義務を負う国はありますから、19.8%+「その他」の中の削減義務を負う国の%=上の報道に出てきた27%という事なんだと思います)。だからね、今の京都議定書って世界中で排出される温室効果ガスの量を減らすために『世界中の国が頑張っている』約束事とはとても言えないんです。

一方でこの報道、
COP16閣僚級会合始まる 日本は孤立さらに強まる テレ朝
まぁ、朝日らしい見出しのつけ方ですが^_^;)、それはさて置き。
中国は「国内でしっかりやっている」のかもしれません。しかし、だからと言って国際的にちゃんと約束をしないというのは、説得力がないと思いませんか?

やっぱり1位と2位の中国と米国がちゃんと削減義務を負わないというのは不公平だし、有効な温暖化対策にならないと思いませんか? だから今の京都議定書をそのまま延長するのに反対という日本の主張は正しいと思うんです。


もう1つ。
日本がすでに世界一の省エネ国である事は多くの人が知っているでしょう。コレ見て下さいよ↓
http://www.env.go.jp/policy/hakusyo/img/209/fb1.1.2.4.gif
日本は1992年の段階で、すでに世界トップレベルの省エネ国なんですよ。逆に中国、ロシア、米国等は既存の先端技術を導入するだけでも、まだまだ削減できる余地があるはずです(お金はかかるけど)。現状の京都議定書は、基準年なり現在のその国の「省エネ度」が考慮されていないんです。今の京都議定書は、日本にとって非常に不利な状況なんですよ。

さらに。
上グラフ中、削減義務のある国の中で・・・、
●3位のロシアはソヴィエト連邦の崩壊に伴って90年代には経済が崩壊しました。産業が完全に停滞しちゃったんで、排出量も自動的に激減、よって削減義務なんて余裕でクリアするんです。だからこそ、ロシアは京都議定書にサインしたともいえます。
●EU諸国は、EU全体としてで8%減を実現すれば良いんで、ある国が十分減れば別の国が増えてもOKなんですよ。
●でも日本だけは、単独で6%の削減義務。
ちょっと不公平だと思いませんか?

それでも京都議定書を延長した方が良いと思いますか? 
それが効果的な世界の温暖化対策だと思いますか?

私は、今の京都議定書をそのまま延長するのに絶対反対です。

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以下余談ですが。
こちらのニュースを見て下さい。
餃子の王将もLED灯 低炭素社会への波、広がってます 朝日新聞
「餃子の王将」は私も学生時代良く通ったもんです。博多の王将ってさ、餃子がおっきくてしかも安いんだよ。学生時代に東京で王将の餃子食った時は、ちっちゃくって値段が高いのにビックリしたさ! あー、王将の餃子はもちろん、焼飯とかカニ玉食いてーなぁ・・・。

それはさて置き。

見て欲しいのは、左下のグラフ。
京都議定書の基準年と2008年における、日本国内の部門別排出量が分かります。これを見ると分かるのは、「産業」と「工業プロセス」は、排出量を大幅に減らしているという事。つまり、産業界・工業界は頑張ってるんですよ。対して、「運輸」がちよっと増えてますよね。さらに、「業務」と「家庭」は激増しているのが分かるでしょ。ちょっと意外じゃないですか?Co2の排出というと、工場や排気ガスのイメージが強いですよね?絶対的な排出量では、それは間違っていないのですが、一方で実はオフィスや一般家庭からの排出量は過去20年間で激増してるんですよ。って事はね、日本国全体として排出量を減らすためには、政府に頼るのも良いけど、実は意外と個人の、一人一人の努力が大事だったりするんですよ。
体重計を買った
PC080017.jpg
バンコクのマーブンクロンセンター(MBK)にて。399バーツ(約1,114円)。液晶デジタル式の物もあって惹かれたんだけど、こちらは1,500バーツ(約4,188円)もしたんで、この古典的なヤツを選ぶ。しかし、体重計が1,000円って、あんまり安くないよな?こういう古典的な体重計が、今の日本でいくらで売られてるのか知らないけど。

ただしさ、やっぱパンダは捨てがたいだろ???

家に帰って乗ってみる。
P1120308.jpg
62・・・ちょいか。

前回体重を計ったのは、カザフスタンの首都のホテルだった。その時は68.9Kgだった。以来、2ヶ月ちょっとで7Kg弱か・・・。えっ!?2ヶ月ちょいで7Kg減??? そりゃ、減りすぎだっ!!! ダメだダメだっ!絶対良くねー!

過去2ヶ月で自分が痩せたという自覚があまり無い。私はゴルゴ13と違って、自分を客観的に見る事ができないのだ。

食いたい物は何でも食ってるつもりだ。ただし、積極的に食いたいと思うモノがあんまりない。バンコクにさ、何か美味しい物ねーのかよっ!?(号泣)