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2009年11月5日、バンコクに赴任しました。2011年9月1日、東京に戻りました。2013年10月1日、福岡に移住しました。
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気分が沈んだ時に聞くアルバムは、やっぱコレだな。
無題
ブルース・スプリングスティーン(1982)、「Nebraska」、コロンビア。
タイトル曲の「ネブラスカ」は、強烈です。何しろ、詩は連続殺人犯の独白です。こんな詩のギター弾き語りが売れる(売れた)ということに、ロック音楽を取り巻く社会状況が、日本と米国では全く違うという事を実感します。

個人的には、ブルース・スプリングスティーンも詩人として、スゴく惹かれると言うか憧れるんだけど、ノーベル賞を取ったボブ・ディランと比べると、はるかにスケールが小さいか。

このアルバム、収録曲は、当時の米国の社会問題を扱った、ただただ暗く悲惨な詩が多く、しかも伴奏はギター1本のみ。しかし、個人的には、何か希望が感じられるんです。錯覚かな?

このアルバム、ネット上の情報によるとブルース・スプリングスティーンが、自宅で4トラックのカセットテープに録音したデモテープが元になっているんだという。んな、バカな話あるかよ! と思って、改めて聞いたら・・・メチャ、音悪っ! 特にボーカルが、こりゃ、カセットテープでも納得 ^_^;) 良くこんな音質の悪い音楽を発売したなぁ・・・リアルタイムでLPレコードで聞いた時には全然気付かなかった。

このアルバムを発売した頃、ブルース・スプリングスティーンは32歳か、33歳くらいだよよね。ブルース・スプリングスティーンも今や、米国の大統領選挙に多大な影響を与える大物です。今や、70歳のじいちゃんになったけど・・・・・・未だにカッコ良い。やっぱ、何か憧れるな。