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2009年11月5日、バンコクに赴任しました。2011年9月1日、東京に戻りました。2013年10月1日、福岡に移住しました。
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10連休の間に、海外オークションで落とした商品が届いていました。
img056.jpg ← クリックでちょっと拡大
この写真(絵葉書)は新発掘ではないのですが、思うところあってお取り寄せ。どういうわけか?、イスラエルからの里帰り。

この写真を見て、場所が分かる人がどれだけいるでしょう? 地元の人でも、すぐに分かる人は少ないのではないでしょうか? 私は当初、相当悩みました。もし、背後の山の稜線が無く、建物だけだったら、場所の特定は不可能だったでしょう。この建物、新湯ホテルです。画面に見える石垣は、今では全部埋められてます? もしくは一部は今でも見えてるでしょうか???

この絵葉書は使用済で、1904(明治37)年の消印。一説によると新湯ホテルの前身は、亀ノ屋旅館と言われています。英文資料で確認できる新湯ホテルの最古の記録が、今のところ明治30年。新湯ホテルは、明治30年には、既に西洋人の間で、「西洋人向けホテル」と認識されていました。

この写真の建物見て、西洋人が「西洋人向けホテル」と認識するだろうか? 建物はどちらかと言うと純和風ですよね? まぁ、建物は和風でも部屋にはテーブルとイスがあって、1人用のバスタブがあり、西洋料理を提供していた・・・この時代の雲仙温泉には、そういうスタイルの旅館があったのは、確かなようです。しかし、この写真は、どちらかというと、亀ノ屋旅館が新湯ホテルと改名する前の明治20年代の可能性が高い気がします。いずれにしても、明治30年前後に、新湯ホテルは洋館に生まれ変わります。

120年以上前に創業した西洋人向けホテルが今でも営業している。これって、全国的に見ても相当貴重ですよ。最後に新湯ホテルに泊まったのは・・・去年の2月の花火の時だっけ? また泊まりに行きたいね。

なお、この絵葉書、文面はただ1文、「日曜に会えるのを楽しみにしてるよ (Shall be very pleased to see you on Sunday)」。男性からロンドン市内の未婚の女性に宛てられています。ということは、投函されたのもロンドン市内もしくはせいぜい英国内なんでしょう。であれば、この男性は、雲仙温泉の絵葉書をどこで手に入れたのか? この男性は雲仙温泉に来たことがあったんでしょうか? 受け取った女性は、この写真を見て意味が分かったのでしょうか?? イヤ、もしかしたらこの2人は、120年前の新湯ホテルに泊まって、英国に帰国した直後だったのかな??? 今となっては謎です。それにしても、郵便で「日曜に会えるのを楽しみにしてるよ!」なんてことを伝える。よほど時間の進み方がゆっくりな時代だったんでしょうね・・・

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