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2009年11月5日、バンコクに赴任しました。2011年9月1日、東京に戻りました。2013年10月1日、福岡に移住しました。
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#やっぱ、お腹痛い-_-;) ホント、“Help!”って叫びたい気持ちだよ・・・・・・

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Purple Chikレーベルの『Hepl! Deluxe Vol 2』(PC-115)

特にビートルズのファンでなくとも、『Help!』という曲を知っている人は多いと思います。テレビ番組『開運!何でも鑑定団』のテーマソングって言ったら、分かる人も多いんじゃないかな?

この曲は、イントロ無しでいきなりHepl!で始まる。インパクトありますよね。それにジョージが弾くアルペジオの下降フレーズ。これが非常に印象的。さらにね、よ~く聴くと、ジョンの弾くリズムギターがとってもカッコ良いんですよ、ジョン・レノンのリズムギターというと、『All My Loving』の三連譜が有名なんだけど、この曲のカッティングも相当カッコ良いですよ。これ、12弦のアコギなんだよね。ジョン・レノンが、ギタリストとして評価されることってあんまり無いんだけど、ジョン・レノンって、ギター上手なんじゃないの???って思ってしまう。

名曲だと思います。だから、あれこれ難しいこと言わなくても良いんだけどさ、そこはソレ、ヲタクはどうしてもこだわってしまうのです。以下、蛇足を承知で、手元にある『Hepl!』をまとめておきましょう。

この曲は、ステレオ・バージョンとモノラル・バージョンで大きな違いがあります。ステレオとモノラルでジョンのリード・ボーカルが全く別物なのです。以前、『Please Please Me』が、ステレオ/モノラルで演奏、ボーカルが両方とも全く別物と書きましたが、『Hepl!』は、演奏は基本的に共通ですが、リード・ボーカルはステレオ/モノラルで全く別物なのです。ステレオ/モノラルで、リード・ボーカルが全く別物というのは、『Please Please Me』と『Hepl!』だけだと思います。『Please Please Me』の演奏・ボーカルが、ステレオ/モノラルで別物になってしまった経緯は以前書きましたが、『Hepl!』は、なんでこんな事になっちゃったんだろうね?演奏は同じなのに、ボーカルだけ別。特にどちらかのボーカルが優れているとも思えない。とっても不思議。

さてこの曲、ステレオ/モノラルでリード・ボーカルが全く違ってるんですが、それ以外にも違いがあります。顕著な違いは、
●ステレオ:タンバリン有り。アルペジオの下降フレーズのところで妙なパーカッションが入る。
●モノラル:タンバリン無し。アルペジオの下降フレーズのところで妙なパーカッション無し。
まぁ、これは文章にするとこうなるんですが、実際に聴いてみた方が良いです。モノラルはタンバリンが入っていないし、アルペジオの下降フレーズのところにパーカッションが入ってないので、一聴して何とも地味な印象です。

*妙なパーカッション・・・これって、実はパーカッションではなく、ジョンがリズムを取るためにアコギのボディを叩いている音です。

はい、では整理しておきましょう。音質向上版を除くと、1)1965モノラルミックス、2)1965オリジナルステレオミックス、3)1987オリジナルCDミックス、4)1993プロモビデオミックス、5)2006「Love」ミックスに大別されます。意外とミックス違いが多いんだね。結論を言うと、現時点では、5)2006「Love」ミックスが決定版!この曲が好きな人は、アルバム「Love」を買う価値はありますよ!

<モノラル>
1) 1965モノラル・ミックス
ビートルズの現役時代~LP時代に発売されていたモノラル・ミックス。ビートルズの現役時代には、特にイギリスでは、最も一般に普及していたバージョンです。

1*) 2009リマスター・モノラル
1)の音質向上版。2009年に限定発売された「モノボックス」に収録。確かに音は良くなりました。しかしですね・・・『Hepl!』のモノラルはどういうわけか、元々音質が良くないのです。これも非常に不思議なところです。これね、例えば、う~んとそうだね、安っぽいイヤフォン(例えばiPodに付属のイヤフォン)等で聴くと、ちょっと大げさに言うと、これってAMラジオの音か?って思ってしまうほど音が悪い。『Hepl!』ってモノラルマスターのジェネレーションが低いんじゃないだろうか?

ビートルズマニアの中には、“初期~中期のビートルズはモノラルで聴かなきゃ!”って言う人がいるじゃないですか。確かに、彼らが圧倒的に時間をかけて作っていたのは、モノラルの方です。しかし、この曲に限っては、絶対にステレオの方が良いと思うなぁ。

<ステレオ>
2) 1965オリジナル・ステレオ・ミックス
ビートルズの現役時代~LP時代に発売されていたオリジナル・ステレオ・ミックス。後追いで聴いた私にとっては、このバージョンが最も身近でした。真ん中にリードボーカル、コーラス、タンバリン、右にアコースティックギターとエレキギター、左にドラムスとベース

2*) 1965オリジナル・ステレオ・ミックス2009リマスター
2)の音質向上版。2009年に限定発売された「モノボックス」に収録。これも2)に比べると確かに音は良くなりました。傾向は、3*) 2009リマスター・ステレオと同じですね。低音が強めに出ているのに、音の分解能が上がったんで、全体として迫力が出ました。MP3に変換してiPodで聴いてもその差は分かります。でもそんなに大きな差じゃない。だから普通の人は、気にしなくていいと思う。でもね、私みたいにLP時代に散々聞き込んだ人にとっては、やっぱりこのミックスが良い音で聴けるっていうのは嬉しいんだよね。

3) 1987オリジナルCDミックス
1987年にビートルズのアルバムが初CD化された際に、プロデューサーのジョージ・マーティンが、オリジナルの4トラックテープに遡ってリミックスした物。音像は、基本的に2)と同じですが、左のドラムスとベースが若干、中央寄りに寄せられています

3*) 2000『1』リマスター
3)の音質向上版。2000年にベストアルバム『1』を発売するに当たって、リマスターされたもの。2011年現在、入手可。音が良くなったといえば、良くなったのかなぁ・・・という感じ。全体的にドンシャリな感じ。ドン(低音)とシャリ(高音)が両方と強調されている感じ。かといってレンジが広くなってるわけではないから、う~ん、ちょっと微妙だなぁ。ただ、分解能は上がっているので、特にベースラインなどは聞き取りやすくなってます。現在でも手に入りますが、下の2009リマスターが手に入る現在では、あまり価値は無いですね。

3**) 2009リマスター・ステレオ
3)の音質向上版。2009年に発売。2011年現在、最も普通に入手可。2011年現在、普通にアルバム『Hepl!』を買うと入ってくるバージョン。上の3*)「2000『1』リマスター」より良い音だと思います。というか、自然な感じです。ドン(低音)は強調されていますが、分解能は上がっているんで、ポールのベースラインも聞きやすい。一方シャリ(高音)は「3) 1987オリジナルCDミックス」に比べてそんなに強調されてませんね。

4) 1993プロモ・ビデオ・ミックス
完全オリジナルステレオミックス。1993年に赤盤・青盤が初CD化された際に、そのプロモーションのために、リミックスされた物。非売品。このミックスでは何と!、ドラムスとボーカルが真ん中から聞こえるのです。1993年の技術でリミックスされているので、音質もかなり良い。迫力がある。しかしですね・・・昔からこの曲を聴いてきた者にとっては、非常に違和感がある。音は良い、迫力もある、ドラムスとボーカルが真ん中から聞こえるというのは、今ではごく普通の事です。でも、何か違うよ・・・って思ってしまう。

5) 2006「Love」ミックス
完全オリジナルステレオミックス。2006年にアルバム「Love」を発売するに当たって、ジョージ・マーティンがリミックスした物。2011年現在、入手可。2006年の技術でオリジナルの4トラックテープからリミックスされているので、強烈に音が良い!!!この音の良さは感激!音像は、基本的に3)に近いのですが、アルペジオの下降フレーズを含めてエレキギターが左右から聞こえます。と言っても2本あるのではなく、ディレイをかけてそれを右から左に飛ばしてる感じ。たった、これだけなのですが、強烈な音質の良さと相まって、曲の印象がかなり変わっています。やっぱり、このエレキギターのフレーズは、この曲のイメージを決定付けていると思います。

という訳で、「Help!」が好きな人は、アルバム『Love』を買いましょう。アルバム『Help!』を既に持っている人にも絶対お勧めです。

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Purple Chikレーベルの『Hepl! Deluxe Vol 1』(PC-113/114)
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