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2009年11月5日、バンコクに赴任しました。2011年9月1日、東京に戻りました。2013年10月1日、福岡に移住しました。
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ハマグリが偉いのは、こちらに書いた。
ハマグリの分類が良く分からんことは、こちらに書いた。

ある日のハマグリ2Kg、クロントーイ市場で100バーツ(約274円)だった。ちょっと値上がりしたかな?
P1020485.jpg
貝殻の模様が貝類の分類においてそれほど重要ではないことを承知の上で、これを外見で分けてみましょうか。

タイプ1)白っぽくて模様の少ないタイプ
P1020480.jpg

タイプ2)白っぽくて模様は少ないんだけど、後縁に必ず青褐色の色があるタイプ
P1020479.jpg

タイプ3)比較的模様があるタイプ
P1020481.jpg

タイプ4)かなり真っ黒けに近いタイプ
P1020483.jpg

見ての通り、この日の2Kgの内訳は、タイプ2が過半数を占めました。タイプ1とタイプ2の区別はほぼ完全にできます。つまり、後縁の青褐色の帯という形質に関しては、見た目、かなり独立しています。一方で、タイプ1とタイプ3、およびタイプ2とタイプ3は、完全には区別できず、“比較的模様がある”といういい加減な形質は連続的なものです。また、タイプ4はかなりレアなんですが、数Kg買うと、結構1つや2つは入ってきます。

でね、手元にある、
 河野博編.2001.『東南アジア市場図鑑[魚介篇]』.弘文堂、東京.
よると、タイワンハマグリ(Meretrix meretrix)の項に、「殻の模様は貧弱で、前後縁部に青褐色の帯を持つことにより容易に識別されます」とある。ということは、タイプ2がタイワンハマグリではないか? この青褐色の帯がタイワンハマグリに特有の物であるなら、ここに上げたその他のタイプは、タイワンハマグリではないということになる。じゃ、何なんだ??? ただ、一つ言えるのは、これらは常に混ざって売られているので、おそらくは同所的に生息しているのだろうと言う事。あー、タイの水揚げ港に行ってみたいよ。

日本で流通してるハマグリ(Meretrix lusoria)、シナハマグリ(Meretrix petechialis)ってタイにはいないよね?チョウセンハマグリ(Meretrix lamarckii)ってタイにいるの?タイにいるMeretrix属って他にどれくらいあるんだろう?

私が日本で食っていたハマグリ類は、もっぱらアメ横で買ってくるシナハマグリだった。これは明らかに、表面にもっと“模様”があった。伊勢丹やなんかで売ってた国産のハマグリは高くて買えなかったけど、やはりもっと色が濃くて、“模様”も多かった。

特に上のタイプ2は、日本では見たことが無い気がする。

ということで、今回までの結論は、タイプ2がタイワンハマグリ、その他は不明。どなたか、この辺の文献をご存知の方がいたら、是非教えてください。

オレがDNAシーケンサ持ってたら、台所でさばきながら、ちゃちゃっと調べるんだがなぁ・・・

なんて考えながら今日もぐつぐつしましょうか。日本じゃ、シナハマグリでもこんな贅沢できねーもんなぁ。
P1020339_20110424201846.jpg
土鍋、超高かったけど、買ってよかったよ!

・・・・・・バンコクで煮ハマ出すような寿司屋ねぇーかなぁ?
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