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2009年11月5日、バンコクに赴任しました。2011年9月1日、東京に戻りました。2013年10月1日、福岡に移住しました。
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ちょっとビックリしたのは、
アロハ、TシャツもOK…環境省が超クールビズ
お役所でTシャツにジーンズがOKなのかよ!私のバンコクにおける普段の通勤スタイルは、オクスフォードのボタンダウンにジーンズなんで、私も普段の格好で環境省行けますね!

超クールビズね、私は良いと思いますよ。エネルギー消費量の低減という観点からはもちろんですが、そもそもね、シャツにネクタイにスーツって格好はね、英国生まれの物ですよ。英国の強烈な身分社会が生んだ産物ですよ。それが世界標準になっちゃったんで、日本も明治以降、それを取り入れたわけですが、冷静に考えると、地球温暖化を考慮するまでも無く、日本の風土には合わない。梅雨から夏にかけての日本は、蒸し暑い。特に最近の日本の都市部は、都市熱も加わって極めて蒸し暑い。そんな環境に、英国生まれのスタイルが合うわけないんです。

何かで読んだんですが、日本と欧米(特に英国)における、ネクタイとスーツの意義を非常にうまく表した文章がありありました。もううろ覚えなんですが、要は「欧米において、ビジネスシーンでネクタイとスーツを着用するのは、文化に根ざしたマナーである。一方、日本では、それはマナーでなくルールである。」

なるほどなぁ、と思った記憶があります。ルールというのは、すぐに変えることができます。お上がお触れを出せば、ルールはすぐに変えることができます。しかし、文化に根ざしたマナーを変えるのは難しい。ましてやお上がお触れを出すような性質のものでもない。だから、日本ではクールビズがある程度一般の支持を得たけれど、欧米がクールビズを採用するのは難しいだろう、という論調でした。なるほどなぁ・・・超納得な文章でした。

かつての日本人は、欧米(特に英国)発の文化を、優れている物、カッコ良い物、自分たちが目指すべき物、と思っていた。私の世代でもそれはある。しかし・・・どうなんだろう?最近の若い世代って、欧米がカッコ良いっていう発想がどれくらいあるんだろうか?

今の日本は、もはや欧米を追う必要は全く無いではないか。だから、ビジネスシーンで、ネクタイやスーツを捨てても良いと思う。でも、ここで問題になるのは、じゃ、どんなカッコして仕事するの?って事。ネクタイにスーツを捨てたら・・・ポロシャツやTシャツ?、それにチノーズやジーンズ?。そうなると一気にカジュアル化して、それって・・・失礼じゃないか?と誰しも思う。

しかし、考えてみたら、ポロシャツもTシャツも、チノーズもジーンズも欧米発の文化なのです。日本の物ではない。

私の職場2の次長は、女性なんですが、常に自国の民族衣装を羽織っています。これは実に自然です。国までは分からないけど、あれはどこかの民族衣装なんだろうなぁ、というのが一目で分かる。それでいて、全くカジュアルな感じはしないし、むしろその国の礼儀正しい衣装なんだろうなぁ、と思える。

だから、どうですかねぇ、環境省で超クールビズの延長として、日本の風土に合った服装かつ、日本の伝統文化を考慮して、大臣・副大臣・政務官は長裃、局長以上は半裃、管理職は羽織袴、それ以外の職員は浴衣。んで、大臣室は、お白洲にして・・・(以下自粛)。

まぁ冗談だけどさ。

しかし、日本の風土に合って、かつ日本文化らしい、それでいてカジュアルさを感じさせない服装って、どうして今の日本には無いんだろう?沖縄にはかりゆしがあるし、インドネシアにはバティがあるというのに。この辺が、今の日本の服飾文化の『浅さ』なのかもなぁ・・・。
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